Insta360 GO Ultraは買うべきか？GO 3Sからの「超進化」を徹底レビュー

 

「手軽に撮れるアクションカメラが欲しいけど、画質も妥協したくない…」そんな悩みを抱えるあなたに朗報です。Insta360のGOシリーズから、上位モデル**Insta360 GO Ultra**が登場しました。本記事では、従来のGO 3Sと比較しながら、その驚くべき進化の全貌を徹底解説します。 ## GO Ultraは「全くの別物」！最初に結論 先に結論からお伝えします。軽さや小ささを極限まで求める人以外は、**間違いなくGO Ultraがおすすめ**です。画質、夜間性能、バッテリー、そして使い勝手の全てにおいて、GO 3Sを圧倒しています。もはや「GOシリーズの新型」というより、「ハイエンドアクションカムが超小型になった」と表現するのが正しいでしょう。 ## 【進化点1】圧倒的な画質と夜間撮影能力 GO Ultra最大の進化は、その心臓部であるセンサーとAIチップにあります。 * **大型センサー搭載**: 1/1.28インチのイメージセンサーを採用。これはGO 3S（1/2.3インチ）の**約2倍のサイズ**で、取り込める光の量は最大200%アップしました。 * **最新AIチップ**: 「PCの10年分に匹敵する」とまで言われる5nmのAIチップを搭載。これにより、高度な画像処理が可能になりました。 * **4K 60fps対応**: ついに手のひらサイズで4K 60fpsの滑らかな映像が撮影可能に。動きの速いシーンでも、よりクオリティの高い記録が残せます。 * **PureVideoモード**: 新搭載された夜間特化モード。暗い場所でのノイズを劇的に抑え、まるで映画のようなダイナミックレンジの広い映像を撮影できます。 * **4KアクティブHDR**: 明暗差の激しい場所でも、白飛びや黒つぶれを抑え、目で見たままの自然な映像を記録します。 ## 【進化点2】もう悩まない！バッテリーとストレージの改善 これまでGOシリーズの弱点とされてきた部分が、劇的に改善されました。 * **バッテリー駆動時間の大幅延長** * カメラ単体: 38分 → **70分** * アクションポッド込み: 140分 → **200分** * **驚異の急速充電** * わずか**12分で80%**まで充電可能（カメラ単体）。「カフェで一息つくだけで、ほぼフル充電」が現実になりました。 * **念願のmicroSDカード対応** * 内蔵ストレージの容量を気にする必要はもうありません。**最大2TB**のmicroSDカードに対応し、心ゆくまで撮影に集中できます。 ## 【進化点3】かゆい所に手が届く！利便性の向上 ユーザーの「こうだったら良いのに」が見事に反映されています。 * **大型化したフリップ式スクリーン**: 2.2インチから2.5インチに拡大。UIも改善され、操作性が格段に向上しました。 * **Bluetoothマイク対応**: 純正マイクだけでなく、他社製のBluetoothマイクもペアリング可能に。Vlogなどでの音声クオリティが飛躍的にアップします。 * **Apple「探す」機能に対応**: 「なくすかも…」という小型カメラならではの不安を解消。万が一の時も安心です。 * **角度調整できる磁気ペンダント**: 胸元に装着した際の「映像が上向きになる問題」を解消。常に最適なアングルで撮影できます。 ## GO 3Sを選ぶべき人は？ これだけの進化を遂げたGO Ultraですが、価格は64,800円と、GOシリーズとしてはハイエンドな位置づけです。では、GO 3Sを選ぶメリットはどこにあるのでしょうか。 それは、**「39g」という圧倒的な軽さ**と、一回り小さいサイズ感です。カメラ単体の軽さを何よりも重視し、装着していることを忘れるほどの撮影体験を求めるなら、GO 3Sも依然として魅力的な選択肢です。 ## まとめ Insta360 GO Ultraは、小型軽量というGOシリーズのコンセプトを維持しつつ、画質や機能性においてプロシューマーの要求にも応える、まさに「超進化した」ウェアラブルカメラです。 * **滑らかな4K 60fps映像を撮りたい** * **夜景や暗い場所でも綺麗に撮影したい** * **バッテリーや容量を気にせず、どんどん撮りたい** * **Vlogなどで音声にもこだわりたい** これらに一つでも当てはまるなら、GO Ultraはあなたの映像体験を、間違いなく次のレベルへと引き上げてくれるでしょう。